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活動報告 schedule2020年02月13日

trip_origin岡山商工会議所女性会創立50周年記念式典に参加しました

1月22日(水) 岡山商工会議所女性会創立50周年式典が「ホテルグランヴィア岡山」に於いて、盛大に開催されました。松江から3名、事務局1名で出席しました。
 はじめに、高田美紀子会長から「昭和45年の創立時に思いを馳せ、歴代の会長に感謝し伝統を繋げていく事をお約束します」と力強いご挨拶がありました。
 岡山県知事はじめ来賓のご挨拶、歴代会長感謝状贈呈に続き、記念講演は、イラン国籍のタレント・女優のサへル・ローズ氏の『出会いこそ生きる力』を拝聴しました。 

 冒頭、私はイランイラク戦争の孤児で、生年月日も名前も仮ですと衝撃的な生い立ちを、流暢な日本語で語られました。空爆により家族全員亡くし、孤児院での生活も母親が恋しくて辛く毎日泣いていたそうです。やがて、養母となる人が現れるけれどまだ大学生で、イラン国は、養女として引き取るにはほかに
子供を設けてはならない掟があるそうです。それで、身内と縁を切り、子供を産まない体に手術してから迎えにきてくれたそうです。
 8歳の時、養母の知人を頼り来日したものの、母だけの収入ではランドセルも買えず、貧しさでいじめにあい、それでも校長先生から日本語を学んだり、優しい人との出会いもあったそうです。
 やがて母の結婚、しかし養父となった人は孤児を受け入れることができず、毎日激しい虐待、体の傷は治るけれど受けた心の傷は癒せるものではありませんと涙ぐまれました。耐え切れずに母親と共に家出をし、2週間の公園生活、飢えと寒さに万策尽きて、自殺を考え母と抱き合った時に母親の体が、骨ばかりだったことに衝撃を受けるこのまま死んでは、命懸けで守ってくれた母に恩返しができない、絶対母親を幸せにする!という、強い目標ができたことで命を絶つ事を思い留まったそうです。
 世界平和の手段は戦争ではありません、情報に惑わされないで、家族を大切に、今を生きてくださいと締められました。

 会場はしんと静まりメッセージの重さが受け止めきれない様子でしたが、やがて万来の拍手が起こりました。これ程の苦難に遭いながら、今も世界の子供たちの為に、活動をされている、サヘル・ローズさんは凛としてとても美しい方でした。
 高田会長は、サヘル・ローズさんの講演をこの50周年式典で皆さんに聞いて頂こうと大変な熱意で、2年前からイラン大使館に足を運ばれたそうです。念願叶いましたと嬉しそうに話されました。
 あいにく、松江女性会の行事と重なり、少ない人数で参加させていただきましたが、たくさんのおもてなしを頂きました。全国の女性会さんとの交流は、「出て会う事!」の大切さを改めて感じさせていただける貴重な体験でした。

事業委員会 清水 洋子

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